スト6やるのにレバーレスアケコンが欲しい、でも高い(15k~35k円)
正直構造は単純だし、オープンソースのファームウェア使えば、
自分で作れるのでは??と思い、HitBox風なアケコンを自作することにしました。
目標
市販のレバーレスより安くオリジナリティのあるものを作りたいので、 以下の点を押さえつつコスト重視で作っていきます。
- 1万円以下に抑える(コスト重視の為)
- 使いやすいボタンレイアウトを考える
- 対戦で使える仕様にする
必要なもの
工具と端子は元々持っていたので実質無料です。
Raspberry Pi Picoは端子のはんだ付けが必要になります。
商品名 | 価格(円) | 数量 | 合計(円) |
---|---|---|---|
三和電子 OBSF-30-W(白) φ30ゲームSW(はめ込み) 白 | 252 | 1 | 252 |
三和電子 OBSF-24-W(白) φ24ゲームSW(はめ込み) 白 | 252 | 12 | 3024 |
メイホー アタシェケース1500 NO1500 | 673 | 1 | 673 |
Raspberry Pi Pico ラズベリーパイピコ マイコンRP2040 | 1166 | 1 | 1166 |
合計 | 5115 |
制御面
候補は色々ありますが、
私はRaspberry PicoにGP2040-CEというオープンソースのファームウェアを使わせて頂きました。
平均応答速度は1.0msと、Universal Fighting Board(以下、UFBと呼ぶ)に劣らない早さです。
他の方のアケコン自作記事を見ていると書き込み済みの基盤 UFBを使ってる方が一定数いました。
色々種類があるようで、値段はまちまちな気がしましたが、 10,000〜15,000円の物が多かったですね。
機能は充実しているみたいで、レスポンスが平均0.1ms、連射機能つき、機種判別機能などがありました。
しかしながら、今回はPC接続のみでの運用を目的としているので、 Pico+GP2040-CEと比べての優位性は、連写機能とコネクタ類が最初から付いていてボタンとの接続が楽なことくらいかと思います。
ソフト面に関しては、特にカスタムなしでXboxコントローラとして認識されました。感動。
ジャンパワイヤの自作
一番面倒な工程です。
適当な長さにカットしたワイヤにQIコネクタと平形端子(ギボシ端子)を圧着していきます。
UFBではコネクタがついた専用のケーブルが売っているので、工具と時間を考えるとUFBとどっこいな気がしますね。
私は持っているので、自分でやります。
必要ボタンが12個あるので、各ボタンにつきGPIOとGNDで使用する線を2本作ります。
両端を作るので、48個圧着することになります。
自分でやる方は無心で作りましょう。
GNDは数珠繋ぎで作成することでQIコネクタの節約と使用するピンを節約することができます。
画像引用元: Akecon Original ハーネス配線方法 – Akecon-アケ魂-
インターフェースの作成
線を作った後はボタンをはめ込み、
GP2040-CEの回路図を見ながら該当する箇所に端子を接続します。
箱なら何でもいいので、試しに色々なものに印刷したボタンレイアウトを貼り付けて ドリルビットで穴をあけてみました。
検討1. アクリル
一番期待していたアクリルです。 家に余ってたアクリル板にドリルで下穴を開けて、広げていく作戦です。
..............1個目でバキバキに割れ、12個あけるのは無理だと悟りました。
アクリル加工する時は専用工具必須ですね...
アクリル加工を依頼できるサイト経由での受注を検討しています。
検討2. 木材
適当に余っていた木箱を使います。
木材は穴あけがしやすく、リカバリーもしやすいのでこういう時は優秀です。 これは普通に成功しました。
検討3. メイホー アタシェケース
ガフロコンというアケコンのガワとして使われているようです。
収まりとサイズ感がかなり良い、シボ加工が若干滑り止めの役割を果たしていて優秀です。
剛性と耐久性も非常に高いので、今のところはこれに落ち着いています。
検討4. アルミ、ステンレス板(金属系)
板金加工の仕事をしている友達と交渉中です。
ただコストがまあまあ高いので、採用する可能性は低め。
今後
パネルのアクリル化がどうしても気になるので、アクリル加工業者に依頼して、作成しようかと考えています。
常に使える状態を維持しつつ、SF6をプレイしながらやりやすいレイアウトを模索していきたいですね。