Keyball 44を買いました
以前購入したmtk64e(64キー)のキー数が多いと感じたので、 ちょうどいいキー数のKeyball 44を買いました!!!
Keyball 44自体は4/9に白金ラボ様にて購入。
パーツ選定編
キーボードは光らない方が好きなので、LEDは未実装です。
買ったもの
キースイッチは最近お気に入りのKailh Silent v2 Midnight / tactileを購入。 家に何個か余ってたので追加で35個セット買うだけで済みました。
ProMicroは、ケーブルの汎用性を考えてType-Cのものを購入しました。 ついでにAliexpressにて600円くらいでマグネットアダプタを購入しました。 端子への負荷が減るのと、取り外しが楽になるのでかなりオススメです。
組み立て過程
結果から言うとビルドガイド通りに作るだけで割と簡単でした。 はんだ付け初心者がガイドと全く同じ手順で作成して5時間程度です。
ここの作業はダイオード付けるのが一番大変でした。 画像だと伝わるか微妙ですが、かなり小さい上に表裏と左右で向きがあります。
あとは大きめのパーツをはんだ付けするだけで簡単です。 同じ作業の繰り返しになるので、端から順番に作業してはんだ忘れだけ気をつけました。
完成
完成形
ミスったところ
気をつけてはいたんですが、TRSソケットのはんだ付けを1箇所忘れていました。 起こった問題としては両側のキーボードの接続がうまくいっていない状態になり、 OLEDは点灯するけど、USBを接続している親側のキーボードしか入力できない状態になってました。
原因の切り分けしていき、親側は入力できることからファームウェアの書き込みミスを疑ったんですが、普通に物理的な問題でした。盲点。
番外編
3Dプリンタを買った影響もあり、色々と作成してみました。 STLファイルで配布しているので3Dプリンタや使ったことはないですがDMM makeなどで作れるかと思います。
ボトムケースの作成
横からアクリルや基盤が見えるのもKeyballの美しさかもしれませんが、僕はケースがあった方が好きなのでケースを作成しました。 公式のGithubからボトムプレート部分のDXFファイルを拝借して作成しました。
XDAプロファイルのキャップを使っているせいか外周のキーがケースに接触する問題があったので、結構な回数作り直しをしています。
ProMicroの接続部分のフタとOLEDカバーのアクリルを固定化している部分は別パーツで作っています。 理由としては、ProMicroにつけているマグネットアダプタが干渉してしまい、くり抜きだと形がイマイチだったからですね。 ついでに、アクリルの支えにもなっているので、アクリル部分を強めに押しても大丈夫になりました。
TRSサポート
TRSソケットのサポートを作成しました。 なくてもいいと思いますが、接点が少なく持ち運び時の破損リスクが大きそうなことと、基盤剥き出しの箇所が減るので挟んでおくだけで見栄えが良くなるかもしれません。
マットホワイトで作ったので結構統一感がでてますね。
サポートパーツに関しては下記の記事からアイデア拝借しました。
別の方のビルドログを見ている感じだと、39と44は共通なのかな??
61と44は形が違いました。
ハードケースの作成
仕事での使用がメインとなり、勤務形態がハイブリッドなので 持ち運びケースを作りました。上記のボトムケースに合わせて作りました。
作ってから2週間ほど使っていますが、これは微妙ですね。 単純に嵩張るだけで使用感は良くないです。
ThereverseにあるCorne Cherry用のBento caseをパクりインスパイアさせて頂きました。
ダウンロードリンク
下記のリンク先からダウンロードできます。
Thingverseに移行しました。
紹介した制作物について、私の設定は以下の通りです。
- プリンタ:Anycubic Mega-S
- フィラメント:マットホワイト PLA
- ノズル温度:200度
- レイヤー:0.3mm
- ノズル:0.4mm
- 速度:50mm/s
- サポート、ブリムなし
感想
色々作った感想としては、キーボードの組み立ては5時間程度で終わり、はんだ付けが楽しく思える範囲で良かったです。
組み立てに関してはミスもなく一発で動作させることができたので特にモチベーションの低下がなかったのも良かったですね。
3D CADの方は時間かけすぎたな〜〜って感じです。 プリント自体はハードケースを除けば、フィラメントは60g程度しか使わないので300円くらいで作れます。(電気代もかかるので実際はもっとしますが。) 希望する人がいれば印刷して渡すのもアリかな〜〜と思ってます。